畜産農業に由来する環境負荷低減技術の開発

No 27031450
問題の発生している地域(関係団体、農協等含む) 全国
提出機関(部局) 農研機構 畜産草地研究所
テーマ名 畜産農業に由来する環境負荷低減技術の開発
対応が想定される技術 環境対策技術
農業・食品産業等の現場における問題点 ・家畜排せつ物の適正処理を目的とする施設整備は目標をほぼ達成したものの、悪臭・水質汚濁の苦情件数は横ばいであることや、関連法令が強化される情勢にある中、家畜生産に伴う悪臭の発生低減技術、畜舎汚水浄化技術など環境負荷の低減への技術的対応は依然重要である。
・水質汚濁防止法により畜産業に適用されている暫定排水基準値が見直され、硝酸性窒素等は2013年7月に900mg/Lから700mg/Lに引き下げられ、閉鎖性海域に係る窒素およびリンは2013年10月にそれぞれ190mg/Lから170mg/Lおよび30mg/Lから25mg/Lに引き下げられたところであり、2016年には硝酸性窒素等、2018年には窒素およびリンがさらに見直される計画であるなど、畜舎汚水の水質規制は厳しくなりつつあり、既存処理施設の水質向上の対応が強く求められている。
・また、未規制項目であるが、畜舎排水の色度の低減は、悪臭低減と並んで地域での畜産の存続のために不可欠である。
・堆肥化・汚水処理からの温暖化ガス発生量の低減は農業全体からの発生量低減のために重要である。
問題解決へ向け必要な研究開発等 (技術的課題) ①好気性脱窒細菌やアナモックス菌などの各種新規微生物活用による、畜舎汚水中窒素の効率的低減技術の開発
②非晶質ケイ酸カルシウム水和物(CSH)などの新規資材を利用した、畜舎汚水処理水中リンや色度の低減技術の開発
③亜硝酸酸化細菌の制御などによる、堆肥化プロセスや汚水処理からの温暖化ガス発生量低減技術の開発
分類 研究開発を実施中
プロジェクト研究、農研機構等による対応状況(○は提案した都道府県による取り組み状況) 畜産排水の窒素低減対策について、農食事業「活性汚泥モデルと新規窒素除去反応アナモックスの利用による畜産廃水処理技術の高度化(H28-30)」、地域戦略プロ(個別・FS型)「豚舎排水処理の高度化に向けたリアルタイムBODセンシング技術の開発(H28)」において、畜産排水処理の高度化に向けて研究開発中。
カテゴリ アナモックス菌 環境負荷低減 センシング

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