放射性セシウム移行に配慮した草地管理技術の開発

No 27031370
問題の発生している地域(関係団体、農協等含む) 地域
提出機関(部局) 農研機構 畜産草地研究所
テーマ名 放射性セシウム移行に配慮した草地管理技術の開発
対応が想定される技術
農業・食品産業等の現場における問題点 東京電力福島第一原発事故による広範囲な放射能汚染により、関東・東北の一部地域では、牧草・飼料作物の利用が制限された。その後、事故後に播種した長大型飼料作物と一年生牧草については、利用できる状態となったが、未だに一部の永年牧草の放射性セシウム濃度が暫定許容値を超える状況となっている。永年草地では放射性セシウム移行の抑制対策として、草地更新が有効であることが明らかとなっており、今後も放射性セシウム濃度を低く維持するため、草地の維持管理条件等が放射性セシウム移行に及ぼす影響を明らかにする必要がある。
問題解決へ向け必要な研究開発等 (技術的課題) ①永年牧草におけるミネラルバランスと放射性セシウム抑制を両立させる土壌カリ水準および施肥管理条件の解明
②サイレージ中への土壌混入程度の解明とその抑制技術
③草地更新後にも暫定許容値を上回る場合やトラクター作業困難地への対策として、セシウム吸着性の高いゼオライト等の施用による土壌改良技術の開発
④放射性セシウム移行に影響する黒ボク土等の土壌特性の解明
⑤傾斜草地における放射性物質の流亡実態の解明
分類 研究開発を実施中
プロジェクト研究、農研機構等による対応状況(○は提案した都道府県による取り組み状況) 永年草地における放射性セシウム移行に配慮した施肥管理条件等については、「営農再開プロ(H27-29)」において研究中である。セシウム濃度は時間とともに変動するので、これに対応して多数の調査事例と他作物での対応を考慮してカリ肥料等の適正な施用法を策定し、現場へ支援・助言を行う。
カテゴリ 管理技術 飼料作物 除染技術 施肥 土壌改良 播種

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