複合病害抵抗性水稲品種の早期実用化

No 27030400
問題の発生している地域(関係団体、農協等含む) 全国
提出機関(部局) 埼玉県農業技術研究センター
テーマ名  複合病害抵抗性水稲品種の早期実用化
対応が想定される技術 品種開発
農業・食品産業等の現場における問題点  イネでは、いもち病や縞葉枯病に対しては実用的な抵抗性品種が育成され積極的に推進・普及して効果を上げている。しかし、近年は夏季の高温に伴う紋枯病の多発事例や、ヒメトビウンカが媒介する黒すじ萎縮病による被害が継続して認められている。
 積極的な薬剤防除により対応しているが、米価低迷の影響もあり省力・低コスト生産への強い志向や、防除圧が低下せざるを得ない飼料米・WCS用稲など、病害多発を招きやすい状況があり、複数の病害に安定した抵抗性を有する品種の育成は急務と考えられる。とくに、飼料米・WCSイネでは、多発生した病害虫が周辺の飯米用品種に及ぼす影響への懸念から、普及上の制限要因になりかねない。
問題解決へ向け必要な研究開発等 (技術的課題) 1)飯米向けでは、食味が良好で、複数病害に実用的な抵抗性・耐病性を有する品種の開発
2)飼料米・WCS向けでは、多収で、TDN含有割合が高く家畜の嗜好性が良好な飼料価値が高い複合抵抗性品種(害虫抵抗性含めて)の開発
分類 研究開発を実施中
プロジェクト研究、農研機構等による対応状況(○は提案した都道府県による取り組み状況) 複合病害抵抗性の良食味品種の育成については、委託プロ「新農業展開ゲノム(H20-24)」において、縞葉枯病・いもち病抵抗性品種「たちはるか」を育成したところ。また、飯米向けについては、革新的技術開発・緊急展開事業「業務用米等の生産コスト低減に向けた超多収系統の開発(H28-32)」において、開発中。提案のあった複合病害抵抗性の飯米向け品種、飼料米・WCS向け品種の開発のうち、飯米向け品種については研究成果が得られ次第、公表し、現場への技術移転を実施する。
カテゴリ 萎縮病 いもち病 害虫 コスト 縞葉枯病 水稲 抵抗性 抵抗性品種 低コスト ヒメトビウンカ 品種 病害抵抗性 防除 薬剤 良食味

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